H4n Pro

インプット
マイクケーブルの抜けを防止する、ロック機構付きのXLR／TRSコンボジャックを2系統装備。マイクなどのXLRコネクターやバランス接続またはアンバランス接続の標準フォーンケーブルどちらも接続可能です。入力レベルはマイク、ラインの両 方に対応し、ギターやベースなどの楽器レベルのソースもダイレクトに接続できます。また、+24Vや+48Vのファンタム電源も供給できます。さらに、ステレオミニジャック仕様のマイク入力を装備し、2.5Vのプラグインパワーを必要とするエレクトレット・コンデンサーマイクを接続することもできます。

アウトプット
ステレオミニジャック仕様のライン／ヘッドフォン出力を装備。ヘッドフォン・モニター時の音量調整が素早く行える、専用ボリュームも備えています。 本体背面にはモニター・スピーカーを搭載し、ヘッドフォンを使わずに、その場で録音結果をチェックすることも可能。録音ファイルを選別する際のプレビュー 再生にも便利です。また、USBポートを搭載し、録音ファイルをパソコンに転送できるほか、パソコンに直接音声を入力できるUSBオーディオ・インターフェースとしても利用できます。

プリレコード機能 (STEREO／4CHモードのみ)

最高のテイクだったのに、頭が切れてしまっていた…。それをしっかりと防ぐのがプリレコード機能。REC待機中の入力信号をメモリーしておくことで、RECボタンを押す2秒前*にさかのぼって録音できます。録音チャンスが急に訪れた場合にも、頭欠けや録り逃しを防ぎます。

※ 4CHモード／96kHzサンプリング設定時は、1秒前からの録音になります。

オートレコード機能 (STEREO／4CHモードのみ)
オートレコードは、一定の入力レベルを超えると自動的に録音がスタートする機能です。また、オートレコードストップ機能もあり、入力レベルがストップレベルを下回ると録音を自動的に停止させることができます。

『H4n Pro』は、サウンドにさらに磨きをかける多彩なDSPエフェクトを内蔵しています。

STEREOモード／4CHモードには、低域をカットして空調ノイズや風切り音を抑えるローカットフィルター、音割れを防止して適切なダイナミックレンジを確保するコンプレッサー、リミッター機能を搭載。MTRモードには、コンプレッサーやディレイ／リバーブ、モジュレーション等のアンプモデリング機能を含むDSPエフェクトを内蔵。ギターアンプモデルの音色はG5n相当に、ベースアンプモデルの音色もB3相当にブラッシュアップ。50種類のプリセトパッチもリニューアルされ、よりリアルなアンプサウンドを実現しています。
さらに、楽器練習に便利なメトロノーム＆チューナー機能を内蔵するほか、ループ再生やピッチとスピードを別々に調整することも可能で、フレーズトレーナーとしても活用できます。

『H4n Pro』は単3電池2本で動作し、通常モードで約6時間の連続駆動、消費電力を抑えるスタミナモードでは約10時間の連続録音が行えます。別売ACアダプタ（AD-14）で、バッテリー残量を気にせずに長時間使用することも可能です。

『H4n Pro』は最大32GBまでのSD／SDHCカードに対応しています。以下の表は、録音フォーマットとカード容量別の最長録音時間です。

STEREOモード

4CHモード

MTRモード（モノラルトラック換算）