クリエイションのすべてを塗り替える ARQ AR-96 All-In-One Production and Live Performance Instrument
音楽は発見の旅。そして今、ARQ Aero RhythmTrakでその遥か先へ。
これは単なるドラムマシンではない。シーケンサーであり、シンセサイザーであり、ルーパーであり、加速度センサーを内蔵した楽器であり、そして何よりも“自由”だ。
音楽を自在に操るBluetooth® MIDIコントローラーを掴んでDJブースを飛び出せば、オーディエンスの目前でのパフォーマンスが可能に。
クリエイションのすべてを塗り替える、ARQ Aero RhythmTrak。
オープン価格
ARQ AR-96の使い方を分かりやすく解説したチュートリアル動画が、こちらからご覧いただけます。
Base Station and Ring Controller
EDM(Electronic Dance Music)サウンドを中心とした
多彩な音源を搭載するベースステーション(AR-96)と、
着脱可能なMIDIコントローラー(AR-96c)。
ARQ Aero RhythmTrakは、
2つのパワフルなユニットから構成されています。
Base Station
ARQベースステーションには、468種類のPCM波形と70種類の
シンセ波形を内蔵したパワフルなサウンドエンジンを搭載し、
最大5系統のDSPエフェクトを同時使用可能。
楽曲を再生しながらリアルタイムに音色を変化させることが可能です。
ステレオライン出力と専用ボリューム付きヘッドフォン端子に加え、
ループ素材を録音できるステレオライン入力も装備。
WAV形式のループ素材を取り込めるSDカードスロットを備え、
シーケンスデータや音色キットのバックアップ保存、
本体のファームウェア・アップデートにも対応。
パソコン接続用のUSBポートも用意されています。
Ring Controller
着脱式のリング型コントローラーは、ベースステーションだけでなく
Mac/iOS機器とBluetoothでワイヤレス接続して、多機能なMIDI
コントローラーとして使用できます。ベロシティセンスおよび
アフタータッチに対応した96個の自照式ドラムパッドを搭載し、
リアルタイム演奏やステップ入力が快適に行えます。パッド演奏を
行うインストモードでは、キック/スネア/ハイハットなど最大32個の
異なる音色を割り当ててリズム演奏が行える「PADレイアウト」と、
1つの音色に音階を付けてキーボードのようにメロディを演奏できる
「KEYレイアウト」を使い分けることができます。コントローラーを手に
持って演奏する際は、握った位置を自動検出する独自のグリップポジション機能
により、パッドの誤動作を防ぎます。さらに、3軸加速度センサーを内蔵し、
コントローラーの傾きや回転させる動作でエフェクトパラメーターを
リアルタイムに制御できます。シーケンサーのREC/PLAY/STOPや、
各エフェクトのON/OFF操作も可能。内蔵リチウムイオン電池で動作し、
ベースステーションに設置すると自動的に充電を開始します。
自分だけのサンプルをロード
V2.0ではオリジナルサンプルのロードが可能となり、音楽制作の可能性がさらに拡大。WAVファイルをシンセエンジンのオシレーターにロードするだけで、サンプラーのように自由自在にエディットできます。
*ファームウェアV2.0で対応
ドラムマシンであり、楽器でもある
ARQ Aero RhythmTrakは、リズムを直感的に入力できるドラムマシンというだけでなく、パッド演奏をオーディエンスに魅せる“楽器”としても活用できます。ドラムセット、パーカッション、ベース、シンセサイザーなどの音色を組み合わせた79種類のプリセットキットが用意され、20種類のユーザーオリジナルキットも作成できます。ライブパフォーマンス用の楽器として使用できるARQを体験したら、もう他の一般的なドラムマシンには戻れません。
ARQは膨大なドラムやインストゥルメントPCMを内蔵し、演奏中でも本体上でエディットが可能。各PCMはそれぞれのジャンルに特化した384種類のキットに分類され、インストゥルメントモードではパッドレイアウトやスケールレイアウトで視覚的にも簡単に確認でき、細かな調整もリアルタイムで可能です。
ループを視覚化したシーケンサー
従来のパッドを直線的に並べた伝統的なシーケンサーとは異なり、ARQでは「ループ・シーケンス」をそのまま視覚化したデザイン・アプローチを採用。3つのリング(トップ/サイド/ボトム)に配置された各32個のパッド使って、キック/スネア/ハイハットなど3パート分のインストゥルメントを同時に入力することが可能。また、音に応じて多彩な光を放つフルカラーLED(32個×5列)を内蔵し、5パート分のインストゥルメントの入力状態を一目で確認することができます。
シーケンスパターンは、1音ずつ打ち込む「ステップモード」と、パッド演奏をリアルタイムに記録する「インストモード」、2通りの方法で作成可能。1パターンにつき最大33パートのインストゥルメントを使用でき、各パートに対してミュート/ソロ再生/ボリュームのミキサー設定が行えます。使用中のインストゥルメントのエディットも簡単に行え、スネアをクラップに変えたり、キックを固めの音にしたり、ハイハットの音をこもらせることも自由自在。モーションシーケンス機能で、エフェクトおよび音色パラメーターの動きを記録し、その音色変化を再現することもできます。最大384個のパターンをつなげてソングを作成でき、さらにソングをオーディオループに変換してコントローラーのパッドで再生することも、コンピュータを使わずに行えます。
ARQ V2.0では新たにアルペジエーター機能を搭載し、スタンダード、ポリフォニック、シーケンシャルの各モードを駆使してパターン作成がよりシンプルに。アルペジオの各ノートやスピードはリングコントローラーでコントロール可能。また、グラフィカルな表示に進化したパッドレイアウトによりシーケンスの作成がより簡単となり、スケールレイアウトも各インストゥルメントの発音域などのチェックやエディットが可能に。
フルエディット可能なシンセサイザー
ARQベースステーションには、468種類のPCM波形(生楽器等を録音したサンプル波形)と70種類のシンセ波形を内蔵。オシレーターセクションで音色の元となる波形を選んで発音させ、ノイズジェネレーター/インサートFX/フィルター/アンプ/ミキサー/モジュレーション/エンベロープジェネレーターの各モジュールを使用して、思い通りの音色を創り出すことができます。信号の流れや各モジュールのパラメーター設定を把握しやすいアイコンベースのエディター画面を採用し、より効率的に、より積極的にサウンドメイクを行うことができます。
EDITモード、
KITモードを一新
KITモードを一新
より分かりやすくダイナミックになったグラフィックと、
新規追加パラメータにより、ARQのエディットモードが
さらにパワーアップ。これまで以上にフレキシブルな
サウンドデザインを実現。指定の音色パラメータをノブに
割り当てて、リアルタイムにコントロールすることも可能です。
また、KITモードではARQのパッドレイアウト上の
インストゥルメント数の変更が可能に。最大32種類の
インストゥルメントを使用して、より自由度の高いプレイが
可能となり、各インストゥルメントはスケールキーボード機能
でベースやコードバッキング、メロディなどをこれまで以上に
簡単に演奏可能。もちろん、パターンのコピーやエディット、
バックアップ、消去も思いのまま。
*ファームウェアV2.0で対応
フレーズルーパー
作成済みのパターンやソングを鳴らして、あるいはINPUT端子に接続された楽器や外部オーディオ信号をキャプチャーして、オーディオループを作成することができます。SDカード上のWAVファイルを読み込んで、ループ素材として取り込むことも可能。各ループに、スタート/エンドポイント、ピッチ変更、ノーマル/リバース再生等の各種設定が行え、最大96種類のループをパッドにアサインして、すべて同じテンポで同期再生させることが可能です。パッドを使ったリアルタイムのループ演奏を「ルーパーシーケンス」として記録し、ひとつの曲として保存しておくことができます。
MIDIコントローラー
ARQコントローラーは、本体のベースステーションだけでなく、MacやiOS機器とワイヤレス接続できるBluetooth MIDIコントローラーとしても使用できます。Mac/iOS上のサンプラー、シンセサイザー、エフェクター、ミキサー等をMIDIでコントロールすることが可能です。コントローラーに搭載された96個のパッドは、音に強弱をつけるベロシティセンスだけでなく、パッドを押し込んだ際の圧力を検知してMIDIメッセージを送るアフタータッチにも対応しています。
パフォーマンスをさらに加速
コントローラー内蔵の3軸加速度センサーで、サウンドやエフェクトをリアルタイムにコントロール。揺すったり、傾けたり、回転させることで、ARQ内蔵エフェクトのパラメーターを変化させたり、Mac/iOS上のDAWソフト等にMIDIコントロールチェンジを送信することが可能です。また、電力消費の少ないワイヤレスBluetooth LE(Low Energy)規格に対応し、1回の充電でより長時間のパフォーマンスが行えます。
ARQエディター
新登場のARQエディターソフトウェアにより、
Mac/PCからARQの全機能にアクセスし、コントロール
することが可能に。ライブステージやスタジオでも、
各種設定の確認やエディットが素早く簡単に行なえます。
*ファームウェアV2.0で対応
もっと自由に、
オーディエンスの近くへ
ライブパフォーマンスを、いまだかつて到達したことのない領域へ。DJブースから抜け出して、もっとオーディエンスの近くへ。ビートメイキングの可能性を押し広げ、これまでにないアプローチで新しい音楽をクリエイト。
ARQ Aero RhythmTrak ── 音楽の可能性と表現力を、今より一歩前へ。
さらに広がるクリエイション
DAWソフト『Ableton Live 9 Lite』を無償バンドル
『ARQ AR-96』とAbleton Live 9 Liteを組み合わせれば、ミュージッククリエイターが必要とする最新の環境がすべて揃います。素早くしかも自在にレコーディングができ、EQやコンプレッサー、リバーブ、ディレイ、コーラス、フィルターなどスタジオクオリティのエフェクトで、最先端のトラック制作とライブパフォーマンスの両方が行えます。
主な特長
- ドラムマシン、シーケンサー、シンセサイザー、ルーパー、コントローラーを1台に凝縮
- 468種類のPCM波形と70種類のシンセ波形を持つパワフルなサウンドエンジン
- 最大5系統のエフェクト(インサートFX、グローバルフィルター、ディレイ、リバーブ、マスターFX)を使用可能
- 着脱式コントローラーは、手持ちスタイルでパッド演奏を魅せるパフォーマンスが可能
- 96個のベロシティセンス/アフタータッチ対応パッドと160個のフルカラーLED
- 握った位置のパッド演奏を無効にする、グリップエリア設定
- 3軸加速度センサーにより、コントローラーの傾きや動きでエフェクトパラメーターを制御
- シーケンサーのREC/PLAY/STOP、エフェクトのON/OFF操作ボタンを装備
- 1つのインストゥルメントを複数のパッドにアサインし、パッド入力を容易にするパッドスプリットモード
- 各パートの音量、ミュート、ソロ操作が可能なミキサー機能
- シーケンスの入力に便利なプリカウント、クオンタイズ、スウィング、ビート設定
- 外部オーディオをキャプチャーし、ループ作成できるステレオ入力端子
- 内蔵パターン/ソング、SDカード上のWAV、外部オーディオからループ作成可能
- 最大96個のモノまたはステレオループを作成でき、最大16種類のモノループを同時再生可能
- ループのスタート/エンドポイントは手動で設定可能
- ループのテンポ同期、ピッチ変更、リバース再生が可能
- 最大16ボイスの同時発音数
- ノイズジェネレーター/インサートFX/フィルター/アンプ/ミキサー/モジュレーション/エンベロープジェネレーターを内蔵
- 音色に音階を付けられるKEYレイアウトモード(多様なプリセットスケールから選択可)
- パッドのベロシティ/アフタータッチ/加速度センサーの感度調節が可能
- テンポ同期に便利なタップテンポボタン装備
- パッド演奏時のLEDアニメーションを5タイプ用意
- オーディオ出力端子と別系統の、専用ボリューム付きヘッドフォン端子を装備
- USBポート、SDカードスロットを装備
- 長時間の連続使用が可能な低消費電力のBluetooth LEを採用
アクセサリ
ARQ Aero RhythmTrakには、以下のアイテムが同梱されています。
- ベースステーション(AR-96)
- リングコントローラー(AR-96c)
- ACアダプタ(AD-14)
- クイックマニュアル
- Ableton Live Lite (ダウンロード・ライセンス)
Media
Video
“ARQはクリエイティビティをさらに押し広げてくれる。” ──グラミー賞受賞DJ/プロデューサー「IZ AVILA」
日本を代表するシンセサイザー奏者の氏家克典さんによる、ARQ AR-96のデモ演奏と分かりやすい解説をご覧ください。
O.K.I.M.
K-WIZ
人気音楽クリエイターTeddyLoidさんによる、ARQ AR-96を使ったライブパフォーマンス!すべてのパートをその場で打ち込むノンストップのトラックメイキングをご覧ください。
Downloads
Documents
Software
Specs
CONTROLLER: PADS | |
---|---|
パッド数: | 96個 |
ベロシティセンス: | ○ |
プレッシャーセンス: | ○ |
ベロシティーカーブ: | 4タイプ |
ベロシティ(送信): | ○ |
アフタータッチ(送信): | ○ |
LED数: | 160個 |
LED色: | 多色発光 |
3軸加速度センサー: | ○ |
パラメーターノブ: | 3 |
コントロールキー: | ベースステーション: 18 |
INTERFACE | |
USB MIDI: | ○ |
Bluetooth LE: | ○ (MIDI over Bluetooth LE) |
LINE INPUTS | |
コネクタ: | 標準フォーン(アンバランス)× 2 |
入力ゲイン: | +10 ~ - 65 dB |
入力インピーダンス: | 50kΩ |
ダイナミックレンジ: | 92dB typ (IHF-A) |
LINE OUTPUTS | |
コネクタ: | 標準フォーン(アンバランス)× 2 |
出力インピーダンス: | 200Ω |
ダイナミックレンジ: | 106dB typ (IHF-A) |
PHONES | |
コネクタ: | 標準ステレオフォーン |
最大出力レベル: | 20mW + 20mW (出力負荷インピーダンス 32Ω 時) |
出力インピーダンス: | 10Ω |
ダイナミックレンジ: | 102dB typ (IHF-A) |
SOUND SYSTEM | |
サンプリング周波数: | 44.1kHz |
ビット長: | 24bit |
最大同時発音数: | 16 |
同時使用インストゥルメンツ数: | 33 |
オシレータータイプ: | 538 (468種のPCM波形 + 70種のシンセ波形) |
パターン数: | 384 (176プリセット) |
フィルター: | 7種類 |
インサートエフェクト: | 11種類 |
ディレイ: | 3種類 |
リバーブ: | 3種類 |
マスターエフェクト: | 14種類 |
モジュレーション: | 8種類 × 2モジュール |
エンベロープ・ジェネレーター: | 2モジュール |
SEQUENCER | |
最大ステップ数: | 32ステップ |
モーション・シーケンス: | ○ |
ソングモード: | ○ |
テンポ: | 40.0 ~ 250.0 bpm |
LOOPER (AUDIO CAPTURE) | |
サンプリング周波数: | 44.1kHz |
ビット長: | 16bit |
MEDIA | |
内蔵メモリ: | 32 MB |
対応メディア: | SD / SDHC / SDXCカード |
POWER SOURCE: CONTROLLER | |
内蔵電池: | リチウムポリマー充電池 |
電池寿命: | LED の明るさがLow の場合、約4.5 時間 |
充電時間: | 2.5時間 |
POWER SOURCE: BASE STATION | |
外部電源: | ACアダプタ (AD-14) |
定格出力: | DC5V/1A (センタープラス) |
消費電力: | 非充電時: 最大1.25W |
OS SUPPORT: BLUETOOTH LE | |
Windows: | × |
Mac OS: | 10.10.4以降 |
iOS: | 8.0以降 |
OS SUPPORT: USB MIDI | |
Windows: | 7(SP1以降)/8/8.1/10 |
Mac OS: | 10.8以降 |
PHYSICAL MEASUREMENTS: BASE STATION | |
外形寸法: | 260mm (W) x 64mm (H) x 260mm (D) |
重量: | 990g |
ディスプレイ: | 2.0"フルカラーTFT (320 x 240) |
PHYSICAL MEASUREMENTS: CONTROLLER | |
外形寸法: | 280.5mm (W) x 33.5mm (H) x 280.5mm (D) |
重量: | 540g |